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2023.09.04

機械加工

ロボットシステムインテグレータって何?

こんにちは! 岡山に本社を置く機械加工・ロボットシステムインテグレータの会社 茶屋テクノロジー株式会社です。 「ロボットシステムインテグレータ」の前に説明の前に まずは「システムインテグレータ」について説明しましょう! そのまま日本語にすると、「システムを統合する人」になります。 もう少し詳しく説明すると、例えば企業の抱えている課題の中には、既存の製品 サービス単体では解決できない、難易度の高い案件がしばしばあります。 そのようなお客様の課題を解決するには複数の製品サービスを組み合わせて 新たなシステムを開発することができる高い技術力が求められます。 「システムインテグレータ」とは、そのようなシステム開発能力を持った 企業や個人を指し「SIer」と略されることもあります。 様々な業種においてシステムインテグレータは活躍していますが単に 「システムインテグレータ」「SIer」と言った場合歴史的経緯からIT業界の システムインテグレータを意味することもあります。 弊社はその中でも、ロボットシステムインテグレータとして ロボットを使ったシステム、設備を提案、設計、構築し お客様の様々な課題を自動化、効率化して解決することを得意としています。 ロボットシステムインテグレータの仕事内容は多岐にわたり まずはお客様が何で困っているか、どの様に解決したいのかの ヒアリングから始まります。 ヒアリングは一般的な営業同様、コミュニケーション能力が求められる他 ロボット技術に詳しく、お客様の要望に対して的確な提案を行える 知識、能力が必要となります。 ヒアリングでお客様の要望をお聞きして、ある程度 方向性が固まったら、社内に持ち帰り、各部門での検討が行われます。 まずはロボットの選定から始まります。 一口にロボットと言っても、腕の長さ、扱える重量 使用環境などに合わせて、様々なロボットが市販されています。 その中からお客様の要望に合わせて、最適なロボットを 選定する必要があり、こちらもロボットの商品知識や 技術情報を常に仕入れておく必要があります。 次に、お客様の使用用途(搬送、研磨、切断、検査など)に 合わせて、ロボットアームの先端に取り付けるハンドの開発を行います。 こちらはお客様の要望次第で、全くジャンルの異なる 用途に適用するハンドの開発を求められることもあり 今までの知識、ノウハウが通用しないこともしばしばあります。 また、今まで人の手で使っていた器具をそのまま ロボットに取り付けても上手く動かない場合もあるので 完全に一からの部品選定、開発を行うこともあり 技術力、場合によっては全く新しいアイデアが求められる分野になります。 そして、ロボット、ハンド、各種センサ類を組み立て 電気、エア供給などを接続することで、ハードウェアが完成します。 ロボット及び付随システムは複雑な電気接続で構成されており 正しく動かすには電気系の知識が必要となります。 また、組み付けた部品が正確に動くようにするには機械系の知識も必要となります。 更に、最新のセンサ類を活用する場合はIT系の知識も求められる場合もあります。 最後に、ロボット設置、操作には法令で安全基準が定められており、そちらを 遵守するように設計しなければなりません。 幅広い知識、経験が必要となるため、それぞれの知識に特化した人で 複数人で作業する場合もあります。 ロボットシステムはハードウェアを作っただけでは動きません。 それを動かすソフトウェアも必要となります。 ソフトウェアは必要に応じて実際のロボットを動かして位置を記憶する ティーチングで行うこともあります。 また、事前に決めた所定の位置に動くようにプログラミングして ソフトウェアを作成する場合もあります。 弊社のソフトウェア作成の特徴として上記の他に ロボット用CAMソフトに当たるKCONGを導入しているのが大きな特徴になります。 このソフトは、対象製品の3DCADモデルを元にその表面に沿って 動くプログラムを自動で作成することができ、複雑な表面形状の 製品の研磨などもロボットで自在に行なえるようになります。 また、ロボットの動きをシミュレータで確認することができ 設計やプログラムに問題がないか、事前に検証することが できるようになっております。 扱いこなすにはロボットプログラミングの知識のほか CAD、CAMの知識も必要となりますが使いこなせば 複雑な動きを簡単に正確に行える為大幅な効率化のご提案や 今まで自動化が難しかった分野へのロボット導入も 弊社では行っております。 以上に挙げたようにロボットシステムインテグレータは 非常に広い分野の技術力が求められる職種です。 その分自動化、効率化で、大きな付加価値をお客様にご提供できる これからの成長が期待できる分野でもあります。 また、広い分野の技術を磨くことができる担当者自身の 成長にもつながる職種でもあります。 まだまだ立ち上がって日が浅い、新たな技術分野ということもあり 新しいアイデアの提案や積極的な挑戦を行える前向きな 人材の活躍が期待されています。  

2023.08.07

機械加工

採用情報

茶屋テクノロジーでのマシンオペレーター業務について

こんにちは! 岡山に本社を置く機械加工・ロボットシステムインテグレータの会社 茶屋テクノロジー株式会社です。 今日は弊社でのマシンオペレーター業務について紹介させて頂きます。 ◆茶屋テクノロジーでのマシンオペレーターとは 担当する機械を使用し、金属加工することを意味します。使用する機械の種類としては 門型マシニング・横型マシニング・横中ぐり・ターニング・5軸加工機などがあります。 ◆茶屋テクノロジーでのオペレーターの業務内容 ①加工図面内容確認 ②クレーンを使用しての素材移動 ③素材を機械へ据え付け ④加工工具準備 ⑤プログラミング ⑥プログラムを確認しながらの実加工 ⑦加工部の検査(品質管理) ⑧機械から素材降ろし ⑨バリ取り(手仕上げ) ⑩出荷準備 などを一貫して行います。 上記業務を継続することで、図面解読・切削工具知識・機械操作(プログラム作成能力) 検査能力・クレーン・玉掛能力などの専門的な技術力を身に付けることが可能です。 又、効率化や品質改善を目的とした積極的な改善に挑戦し結果を残すことで高評価される 評価制度もあるので早い段階でのキャリアアップを目指す事も可能です。 ◆茶屋テクノロジーではどんな部品を加工しているの? 舶用推進機部品、ガスエンジン部品をはじめ、産業機械部品、陸用タービン部品 成形機械部品などになります。※大手メーカーの1次下請けとして受注しています。 生産体制の強みとして、中・大型(最大重量20トン)部品の加工、多品種少量生産 単品加工、短納期対応、高難度製品加工などの対応力が挙げられます。 ◆茶屋テクノロジーでの新入社員教育について 新卒・中途共個別に教育プログラム(最長1年)を計画し実行しています。 定期的に進捗の確認をとり適正を判断した上で、計画修正も適時実施します。 教育終了後は担当機械へ配属されます。 配属先としては、本社工場(岡山)・大内田工場(岡山)・SK-1工場(兵庫)の いずれかとなります。 ◆茶屋テクノロジーのマシンオペレーターの特徴 任せられた機械の加工範囲は全て一人で最初から最後まで行うことです。 (※慣れるまでは先輩社員が隣について教育を行います) 又、全く同じ作業が継続するとは限らないので 経験により作業時間が大幅に変化してしまうことや 取り扱う品物も高価であることから 「個人の能力を向上させたい」「自分が考案した新しいアイデアを実務で生かしたい」 「結果に見合った評価、昇給を受けたい」などの前向きな気持ちの方には良い環境です。 ◆茶屋テクノロジーが力を入れていること 近年では、ロボットSIer事業へも進出しており、マシンオペレーター育成だけではなく システムエンジニアの育成にも力を入れています。 ロボットSIer事業の内容としては、まずお客様の生産現場での 困りごと(自動化したい、生産性を上げたい、品質安定させたいなど)を聞き取りします。 次にロボットアームを利用したシステムの構築設計を行い、顧客承認後、システム一式を 製造・運用立ち上げまで行います。 SIer事業は、新たな技術分野への挑戦ですが、長い歴史で培った加工技術やノウハウを 生かすことで同業他社との差別化を図れるよう日々邁進しています。 ↓↓X(旧:Twitter)運営してます!宜しければフォローお願いします♪ Follow @Chayatechnology

2023.08.04

その他

社名変更の理由について

弊社は先日ご案内させて頂いた通り、2023年8月4より 「茶屋町鉄工株式会社」から「茶屋テクノロジー株式会社」へ社名変更しております。 本日は、よくお問い合わせ頂く社名変更の理由についてご説明したいと思います。 なぜ社名変更したのか? 事業拡大および会社のイメージアップを図るためです。 弊社の経営理念である「会社の永遠の発展を追求」することにも基づいて 今後さらに会社が飛躍・成長していけるようにという願いと期待を込めて改称することを決断しました。 なぜ「茶屋町テクノロジー」ではなく「茶屋テクノロジー」にしたのか? まず茶屋町のままでは大阪の茶屋町と間違えられること。 そして、今のお客様が愛してくれた呼び名である「茶屋(CHA屋)」に 新たな意味も持たせて新社名に残しています。 『Challenge:挑戦するCHA屋 』 『Chance:可能性を作るCHA 屋』 『Change: 変化をもたらすCHA 屋』 なぜ「鉄工」から「テクノロジー」に変えたのか? 「テクノロジー」の言葉の意味について、一般的には「科学技術。広い意味での技術全般」ではありますが 「特定の分野における知識を活かしての実用化」という解釈をすると、今後の会社の方向性にピッタリだと感じています。 特に略称として定着していくであろう、「茶屋テク」は技術もあり、馴染みやすさもあるような響きが良いと思っています。 今後100年、150年と会社が発展していくように、更なる意識改革を行い これからも社員一丸となって目指す企業レベルに成長していければと思います。 今後とも茶屋テクノロジーをどうぞよろしくお願いいたします。 ↓↓X(旧:Twitter)運営してます!宜しければフォローお願いします♪ Follow @Chayatechnology

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